Claude Code 定期実行のやり方4ステップ|スリープ対策つき【2026】

Claude Codeが毎朝5時に自動で動くことを表したアイキャッチ画像 定期実行・スケジュール
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朝いちばんにClaude Codeを開いて「これやっておいて」と頼み、終わるのをぼんやり待っていませんか。その待ち時間、寝ている間に終わらせておけます。私(クロパン🐼)は毎朝の作業を10分弱も待っていましたが、5時に自動で動かすようにしたら、起きた時点で成果物ができている状態になりました。この記事では、設定の4ステップと、いちばんつまずきやすいスリープ問題の対処まで、実際の画面でお見せします。

  1. ① 結論:Claude Codeの定期実行は5分あれば仕込めます
  2. ② 朝いちばんの「頼んで待つ」が「開いた瞬間できてる」に変わります
    1. ②-1 変わるのは「待ち時間」ではなく「順番」です
    2. ②-2 定期実行には3つのやり方があります
    3. ②-3 今回選ぶのは「ローカル」──成果物がファイルで残るからです
  3. ③ 定期実行の設定は4ステップで終わります
    1. STEP1:「ルーティン」を開いて「ローカル」を選びます
    2. STEP2:やってほしいことを日本語で書きます
    3. STEP3:権限モードを選びます
    4. STEP4:「毎日 5:00」にして作成を押します
    5. 画面を使わず、頼んで作ることもできます
  4. ④ 明日の朝を待たずに、その場で動作確認できます
    1. ④-1 「今すぐ実行」を押します
    2. ④-2 走っている中身をのぞけます
    3. ④-3 終わると報告が出ます
    4. ④-4 いちばん大事な確認:ファイルができているか
    5. ④-5 そして翌朝、ちゃんと動いていました
  5. ⑤ つまずきポイント5つと、その対処
    1. ⑤-1 【最重要】パソコンが寝ていると走りません
    2. ⑤-2 朝5時のはずが、夜に走ることがあります
    3. ⑤-3 許可待ちのまま、朝まで止まっていることがあります
    4. ⑤-4 チャットに書かせると、翌朝拾えません
    5. ⑤-5 毎日走る=その分だけ使っています
  6. ⑥ 毎朝やらせると効く4つのアイデア
    1. ⑥-1 前日の作業ログを整理させる
    2. ⑥-2 情報を集めて要約させる
    3. ⑥-3 やりかけタスクの棚卸しをさせる
    4. ⑥-4 定型の下書きを作らせる
  7. ⑦ まとめ|今日やる1アクション
  8. ⑧ よくある質問

① 結論:Claude Codeの定期実行は5分あれば仕込めます

朝いちばんにパソコンを開いて、Claude Codeに「これ調べてまとめておいて」と頼む。そこから画面をながめて待つ。その待ち時間、けっこう長くありませんか?

私の場合、朝いちばんに情報を集めて下書きまで作ってもらう作業に、10分弱かかっていました。裏付けを取りながら進めるので、どうしてもそれくらいはかかります。コーヒーを淹れて戻ってきても、まだ回っている、みたいなことが何度もありました。

Claude Codeに朝の作業を依頼して処理中の画面
朝いちばんに頼んで、処理が終わるのを待っているところ

でも、よく考えたらこの作業、私が起きてから始める必要はまったくないんですよね。

Claude Codeには決まった時刻に自動で動かす機能があります。これを使って朝5時にセットしておけば、私が寝ている間に終わっています。起きてパソコンを開いた時点で、成果物のファイルがもうできあがっている状態です。

そして、この設定にかかる時間は5分ほど。難しいコマンドを打つ必要も、プログラミングの知識も要りません。やってほしいことを日本語で書くだけです。

【この記事でできるようになること】
・毎朝決まった時刻に、Claude Codeを自動で動かせるようになる
・朝5時を待たずに、その場で動作確認できるようになる
・「動かなかった日」に自分で気づける仕組みを作れる

クロパン
クロパン

最初は「自動化って難しそう…」と身構えていました。でも実際にやってみたら、画面を4回さわるだけで終わりました。拍子抜けするくらいです🐼

ただし、ひとつだけ大きな落とし穴があります。それはパソコンがスリープしていると走らないこと。ここは記事の後半でしっかり対策までお伝えします。


② 朝いちばんの「頼んで待つ」が「開いた瞬間できてる」に変わります

②-1 変わるのは「待ち時間」ではなく「順番」です

定期実行と聞くと「作業が速くなるのかな?」と思うかもしれません。でも実際に変わるのは、速さではなく順番です。

朝いちばんの作業フローのビフォーアフター これまでは起きてから頼んで10分弱待っていたのが、定期実行を仕込むと起きた時点で終わっている状態になる 変わるのは「速さ」ではなく「順番」 これまで ① 起きる ② パソコンを開く ③ 頼む ④ 10分弱待つ ← ここが無駄 ⑤ 受け取る VS 定期実行のあと 朝5時:寝ている間に完了 ① 起きる ② パソコンを開く ③ もうできている(待ち0分) ※作業時間は同じ。待つ人がいなくなるだけ

作業そのものにかかる時間は変わりません。かかるものはかかります。でも、その10分弱を人間が待たなくてよくなるんですよね。朝いちばんの、いちばんあたまが働く時間を、待ち時間に使わなくて済みます。

②-2 定期実行には3つのやり方があります

Claude Codeで決まった時刻に自動実行する方法は、2026年7月時点で3種類あります。名前が似ていて紛らわしいので、先に整理しておきます。

項目 ローカル
(今回使う)
クラウド セッション内
どこで動く 自分のパソコン Anthropicのサーバー 自分のパソコン
パソコンの電源 入っている必要あり 切れていてもOK 入っている必要あり
画面を開いておく 不要 不要 開いたままにする
自分のフォルダを読み書き できる できない できる
最短の間隔 1分ごと 1時間ごと 1分ごと

「クラウド」はパソコンの電源が切れていても動くので一見よさそうに見えます。ただ、自分のパソコンの中にあるフォルダやファイルは触れません。「セッション内」は画面を開きっぱなしにしている間だけ動くタイプなので、朝5時のために画面をつけっぱなしで寝るのは現実的ではありません。

②-3 今回選ぶのは「ローカル」──成果物がファイルで残るからです

決め手は自分のパソコンのファイルを読み書きできることです。チャットの中に答えを書かせるだけだと、翌朝その会話を探しに行く手間が発生します。ファイルにしておけば、Finderを開いた瞬間に日付入りで並んでいます。探さなくていいというのは、朝のバタバタした時間にはかなり大きい違いです。

代わりに引き受けることになるのが「パソコンが起きていないと走らない」という制約です。ここが最大の落とし穴なので、後半でまるごと1章使って対策します。

・定期実行は「作業が速くなる」のではなく「自分が待たなくてよくなる」仕組み
・やり方は3種類(ローカル/クラウド/セッション内)
・自分のフォルダに成果物を残したいなら「ローカル」一択
・引き換えに背負うのが「パソコンが起きていないと走らない」制約


③ 定期実行の設定は4ステップで終わります

ここからは実際の画面を見ながら進めます。画面を4回さわるだけです。難しいコマンドは1つも打ちません。なお、この機能はClaude Codeのデスクトップ版の画面で設定します。

STEP1:「ルーティン」を開いて「ローカル」を選びます

左側のメニューから「ルーティン」を開きます。定期実行の機能は、この「ルーティン」という名前でまとまっています。右上の「新しいルーティン」を押すと、「ローカル」と「クラウド」が出てきます。ここでローカルを選びます。

Claude Codeのルーティン画面で新しいルーティンからローカルを選択しているところ
「ルーティン」→「新しいルーティン」→「ローカル」を選ぶ

このとき画面の下に「ローカルルーティンは、コンピューターが起動している間のみ実行されます。」と出ています。これがまさに、後半でお話しする落とし穴の予告です。公式がここで先に教えてくれているわけですね。

「新しいローカルルーティン」という画面が開いたらOKです。

STEP2:やってほしいことを日本語で書きます

入力欄は3つです。「名前」はあとで自分が見分けるためのもの、「説明」は一覧に表示される短い説明、そして「指示」がこのタスクの本体になります。

Claude Codeのローカルルーティン作成画面に指示とスケジュールを入力した画面
「名前」「説明」「指示」を書き、スケジュールを「毎日 5:00」にしたところ

【指示欄に書くときの3つのコツ】
毎回まっさらな会話として走るので、それだけ読めば分かる文章にする
 (「いつものやつ」「さっきの続き」は通じません)
成果物は必ずファイルに保存させる(日付をファイル名に入れる)
走った記録を1行だけログに追記させる(走らなかった日に気づけます)

もう1つ。「フォルダ」の欄で作業対象のフォルダを選んでおくと、指示の中で長いパス(ファイルの住所)を書かずに「このフォルダの中から」と書くだけで通じるようになります。

3つの欄が埋まったらOKです。

STEP3:権限モードを選びます

「指示」の欄のすぐ下に、権限モードを選ぶところがあります。これは「Claude Codeがどこまで自分で判断して進んでよいか」の設定です。押すと6種類出てきます。

Claude Codeの権限モード選択メニュー(設定のデフォルト・手動・編集を承認・プラン・自動・許可をバイパス)
権限モードは6種類から選べる

私は今回「許可をバイパス」にしました。自分のフォルダの中を見て、まとめたファイルを1つ作るだけの作業だからです。外に何かを送るわけでも、何かを消すわけでもありません。

⚠️ ただし「許可をバイパス」は、確認をすべて飛ばす設定です。外部にメッセージを送る・ファイルを削除する・お金が動くような内容を任せるなら、まずは「手動」を選んでください。1つずつ確認を出しながら走るので、内容を見て許可を積み上げていけます。

選んだモードの名前がボタンに表示されればOKです。

STEP4:「毎日 5:00」にして作成を押します

画面の下に「スケジュール」があります。選べるのはマニュアル/時間ごと/毎日/平日/週次/カスタムの6つです。今回は「毎日」を選び、時刻に「05:00」を入れます。あとは「作成」を押すだけです。

作成した定期タスクの詳細画面。ステータスがアクティブで次回実行時刻が表示されている
登録完了。「次回実行: 明日の約5:00」と表示される

「アクティブ」と「次回実行: 明日の約5:00」が表示されたら、登録完了です🎉

ここで「約」と書いてあるのがポイントです。画面にも「サーバーパフォーマンスのため、スケジュールされたタスクは数分のランダムな遅延を使用します」と書かれていて、5:00ちょうどには走りません。実際、私が同じ「5:00」で2つ登録してみたら、片方は5:04、もう片方は5:06でした。しかもこのズレ幅はタスクごとに固定で、毎日同じだけずれます。分単位の厳密な時間管理には向いていない、と思っておくと安心です。

画面を使わず、頼んで作ることもできます

ここまで画面で作る手順を説明しましたが、実はClaude Codeに日本語で頼んで作ってもらうこともできます。画面を開くのも面倒な日は、こちらのほうが早いです。次の文面をそのまま送れば作ってくれます。

毎朝5時に動く定期タスク(ローカルルーティン)を作ってください。

・名前:morning-file-digest
・作業フォルダ:(対象にしたいフォルダを指定)
・やること:作業フォルダの中から昨日更新されたファイルを探して、
 ファイル名と内容1行の一覧を作る
・保存先:作業フォルダの中の「朝の整理」フォルダに
 「YYYY-MM-DD_前日の作業まとめ.md」というファイル名で保存
・最後に同じフォルダの _実行ログ.md の末尾へ
 「日付 時刻 実行 / 対象◯件 / 保存したファイル名」を1行追記
・もし午前9時を過ぎて起動していたら、本編は作らずログだけ残して終了

⚠️ 頼んで作った場合、「どのフォルダを対象にするか」だけは登録されないことがあります。作ってもらったあとに「ルーティン」の画面を開いて、フォルダ欄が正しいか確認してください。ここが空だと、思った場所を見てくれません。

最後の1行が地味に効きます。理由は次の章でわかります。

・設定は「ルーティン」→「新しいルーティン」→「ローカル」から
・指示は日本語でOK。成果物は必ずファイルに保存させる
・権限モードは内容で選ぶ(外に送る・消す作業なら「手動」から)
・時刻は数分ずれる前提で考える(実測で4分・6分のズレ)
・画面を使わず、日本語で頼んで作ってもらうこともできる


④ 明日の朝を待たずに、その場で動作確認できます

登録が終わったら、明日の朝まで待つ必要はありません。というより、必ずここで1回走らせてください。理由は後で出てきます。

④-1 「今すぐ実行」を押します

タスクの画面の右上に「今すぐ実行」があります。これを押すと、スケジュールとは関係なく、その場で1回だけ走ります。

定期タスクの詳細画面で履歴に実行中と表示されているところ
「今すぐ実行」を押すと、履歴に「実行中」が表示される

「履歴」に実行時刻と「実行中」が表示されたらOKです。

④-2 走っている中身をのぞけます

定期実行は、あなたが今開いている画面とは別の新しい会話として立ち上がります。開くと、中で何をしているかがそのまま見られます。

定期タスクが自動起動して現在時刻を確認しているセッション画面
自動で立ち上がった会話。時刻を確認してから本編に進んでいる

見てほしいのが「08:54 — before 9am, so I’ll run the full task.(8時54分。9時前なので、本編を実行します)」という部分です。指示の1行目に書いておいた「午前9時を過ぎていたら本編を作らずに終了して」というルールを、自分で判断して守っているところです。なぜこんなルールを入れておくのかは、次の章でわかります。

💡 ときどき、このように英語で考えが表示されることがあります。指示を日本語で書いていても中身の処理は同じなので、気にしなくて大丈夫です。最終的な報告や成果物はきちんと日本語で出てきます。

ここが一番大事なところです。 初回に走らせると、「このフォルダを見ていいですか?」という確認が出ることがあります。ここで許可しておくと、次回からは同じ操作を聞かれずに進みます。逆にこれをやらずに朝5時を迎えると、あなたが寝ている間に確認画面の前で止まったまま、朝まで何も進んでいないということが起こります。

④-3 終わると報告が出ます

終わると、何をしたかを報告してくれます。今回は1分22秒で終わりました。

定期タスクの完了報告が表示されたセッション画面
完了報告。何件見つけて、どこに保存したかがわかる(一部マスキングしています)

指示に「終わったら3行以内で報告して」と書いておいたので、何件見つけて・どこに保存して・ログに何を追記したかが短くまとまっています。

④-4 いちばん大事な確認:ファイルができているか

最後にFinderを開いて、本当にファイルができているかを自分の目で見てください。AIの「できました」を鵜呑みにしない検証術でも書いたとおり、報告が出ていても確認はここまでやって完了です。

Finderで定期タスクが生成した日付入りファイルと実行ログを表示したところ
指定した「朝の整理」フォルダに、成果物と実行ログができている

指定したフォルダに、日付入りのファイルと実行ログの2つができていました。これが朝5時に自動で並ぶようになる、というのがこの記事のゴールです。

【「今すぐ実行」でわかること・わからないこと】
・わかること:指示どおり動くか/どこに保存されるか/許可が必要な操作はどれか
・わからないこと:本当に朝5時に自動で起動するかどうか
 → こればかりは翌朝、確かめるしかありません

④-5 そして翌朝、ちゃんと動いていました

というわけで、翌朝パソコンを開いてフォルダを見てみました。新しいファイルが1つ増えています。

翌朝5時4分に自動生成されたまとめファイルがFinderに並んでいるところ
翌朝、自動で作られていたファイル。作成日時は5:04(一部マスキングしています)

作成日時は5時04分。登録したときに「次回実行: 明日の約5:00」と表示されていた、あの「」の中身がこれです。前日分のファイルを53件拾って、まとめを1本作って、実行ログに1行足して終わっていました。私は寝ていただけです。

前日に手で試したときのファイルと、翌朝に自動でできたファイルが並んでいます。これが毎朝1本ずつ積み上がっていきます。

・「今すぐ実行」でその場で試せる
・初回は必ず走らせて、確認が出たら許可しておく(これをしないと朝止まる)
・報告だけで満足せず、Finderでファイルの実物を見る
・翌朝の実測は5:04。登録時の「約5:00」どおりだった


⑤ つまずきポイント5つと、その対処

定期実行は仕込むこと自体は5分で終わりますが、うまく動かない日というのが必ず出てきます。先に知っておけば全部さばけます。

⑤-1 【最重要】パソコンが寝ていると走りません

【症状】 朝起きたら、何も作られていない。

【原因】 最大にして最重要の落とし穴です。ローカルの定期実行は、パソコンが起きていて、Claude Codeのアプリが動いている間しか走りません。 設定画面にも最初から「ローカルルーティンは、コンピューターが起動している間のみ実行されます。」と書かれています。朝5時というのは、たいていのパソコンがぐっすり寝ている時間です。何もしなければ、まず走りません。

【対処】 設定の中にあるパソコンを自動でスリープさせないようにする項目をオンにしておくこと、そして夜は電源につないだままにしておくことの2つです。バッテリー動作だと設定によっては寝てしまいます。

⚠️ ただし、この設定をオンにしても「ノートパソコンのフタを閉じたら寝る」のは変わりません。公式にもはっきり書かれています。フタを閉じて寝る運用の方は、朝5時の自動実行はあきらめて、次に出てくる「見逃し実行」を味方につけるほうが現実的です。

⑤-2 朝5時のはずが、夜に走ることがあります

【症状】 5時のはずのタスクが、なぜか夜に動いていた。

【原因】 これは故障ではなく、そういう仕組みです。パソコンが起きたときやアプリを立ち上げたときに「走りそこねた回がなかったか」を確認して、いちばん新しい1回分だけ追いかけて実行してくれます(古い回は捨てられます)。親切な機能ですが、朝5時のつもりで書いた指示が夜11時に走ることがあります。「今日の朝いちばんの情報をまとめて」が夜に走ると、まるで役に立たないものができあがります。

【対処】 ここで効いてくるのが、指示の1行目に入れておいたルールです。

最初に現在時刻を確認してください。もし午前9時を過ぎて起動していた場合は、
本編を作らずにログだけ残して終了してください。

こう書いておけば、夜に追いかけ実行されても「もう遅いので今日はやめておきます」と自分で判断して引き返してくれます。無駄な成果物ができませんし、ログを見れば「今日は走らなかった」とすぐわかります。実際に動作確認したとき、この判断がきちんと働いているのが確認できました。

⑤-3 許可待ちのまま、朝まで止まっていることがあります

【症状】 履歴には残っているのに、何も終わっていない。

【原因】 「このファイルを作っていいですか?」と確認を出したまま、返事を待って止まっている状態です。あなたは寝ているので、当然だれも答えません。

【対処】 初回に必ず一度走らせて、確認が出たら許可しておくことです。一度許可しておけば、次からは同じ操作で止まりません。

⑤-4 チャットに書かせると、翌朝拾えません

【症状】 動いてはいるが、成果物がどこにあるかわからない。

【原因】 指示に「保存して」と書いていないと、その会話の中に答えを書いて終わりになります。定期実行は毎回新しい会話として立ち上がるので、朝になると「どの会話だったっけ」と探すところから始まります。

【対処】 ファイル名に日付を入れて保存させます。「2026-07-28_前日の作業まとめ.md のように日付を付けたファイル名で保存してください」と書いておけば、Finderを開くだけで日付順に並びます。探す時間がゼロになります。

⑤-5 毎日走る=その分だけ使っています

【症状】 気づいたら日中の作業に使える分が減っていた。

【原因】 定期実行も、手で頼むのとまったく同じように契約しているプランの使用量を消費します。「自動だからタダ」ということはありません。参考までに、今回の「フォルダを見て一覧を作る」程度の内容は1回あたり1分22秒でした。これが毎朝積み重なります。

【対処】 頻度を落とす(毎日でなくてよければ「平日」にする)、内容を軽くする使っていないタスクは止めるの3つです。試しに作ったものを放置しないのは特に大事で、忘れたまま毎朝どこかで動き続けることになります。

・最大の敵はスリープ。寝かせない設定+電源接続(フタを閉じたらどのみち寝ます)
・寝ていた分は「いちばん新しい1回だけ」後から走る → 時刻の門番を1行入れる
・初回に走らせて許可を積んでおかないと、朝まで確認待ちで止まる
・成果物は必ずファイルに保存させる。ファイル名に日付を入れる
・自動でも使用量は消費する。頻度と重さで調整する


⑥ 毎朝やらせると効く4つのアイデア

相性がいいのは「毎日やることが決まっていて、結果がファイルで残るもの」です。逆に、その場で判断が必要なものや、あなたの返事を待つ必要があるものは向きません。寝ている間に誰も返事できないからです。

⑥-1 前日の作業ログを整理させる

私が実際に毎朝走らせているのがこれです。昨日どのファイルをさわったかを拾って一覧にするだけですが、朝いちばんに「で、何やってたんだっけ」と思い出す時間がまるごと消えます。判断が要らず、結果が必ずファイルで残るので、最初の1本に向いています。

⑥-2 情報を集めて要約させる

朝いちばんに知っておきたい情報を、起きる前に集めてまとめてもらう使い方です。頼むときは「裏付けが取れなかったものは採用しないでください」の一文を必ず入れてください。これがないと、それらしいけれど根拠のわからない情報が混ざります。鮮度が命なので、時刻の門番もセットで入れます。

⑥-3 やりかけタスクの棚卸しをさせる

メモを見て、まだ終わっていないものを拾い出して並べてもらう使い方です。自分でやるとつい気が進むものから並べてしまうんですよね。機械的に拾ってもらうと、先送りにしていたものがちゃんと出てきます。

⑥-4 定型の下書きを作らせる

日報でも週報でも、毎回だいたい同じ形になるもののたたき台を作らせる使い方です。ゼロから書くのと、たたき台を直すのとでは、かかる時間がまったく違います。

💡 正直にお伝えすると、私が毎朝実際に回しているのは1つ目です。残りの3つは、同じ仕組みでできることとして紹介しています。試すときは、いきなり毎朝にせず「今すぐ実行」で1回動かして、思ったものが出てくるか確かめてからスケジュールに乗せてください。

【向かないもの】
・あなたの返事が必要なもの(寝ている間は誰も答えられません)
・その場の判断が必要なもの(送る/送らないの決定など)
・失敗すると取り返しがつかないもの(削除・送信・購入など)


⑦ まとめ|今日やる1アクション

朝いちばんの「頼んで、待つ」は、寝ている間に終わらせておくことができます。設定はたった4ステップ、時間にして5分ほどです。

【この記事のおさらい】
・「ルーティン」→「新しいルーティン」→「ローカル」から作る
・指示は日本語でOK。成果物は必ず日付入りのファイルで保存させる
・作ったら必ず「今すぐ実行」で1回試して、許可を積んでおく
・最大の敵はスリープ。寝かせない設定+電源接続で対策する
・寝ていた分は後から1回だけ走るので、時刻の門番を1行入れておく

もし1つだけやるなら、いちばん軽いタスクを1本だけ作って、「今すぐ実行」を押してみてください。 毎朝の本番用でなくて構いません。「このフォルダの中を見て、昨日さわったファイルを一覧にして保存して」だけで十分です。自分の指示で、自分のパソコンの中に、勝手にファイルができあがる——この体験を一度しておくと、「じゃあアレも任せられるな」というのが一気に見えてきます。

クロパン
クロパン

私も最初は「自動化って上級者のものでしょ」と思っていました。実際にやってみたら、日本語で書いて時刻を選んだだけでした。難しかったのは設定ではなく、「何を任せるか」を決めるほうでしたね🐼


⑧ よくある質問

Q
パソコンのフタを閉じていても動きますか?
A

動きません。フタを閉じるとパソコンが眠ってしまうため、その間の実行は飛ばされます。電源を落としていても動かしたい場合は「クラウド」のほうを使うことになりますが、自分のパソコンの中のファイルは読み書きできません(2026年7月時点)。フォルダに成果物を残したいなら、パソコンを起こしておく前提で組むほうが現実的です。

Q
毎日走らせると、費用はどれくらいかかりますか?
A

自動でもタダにはなりません。手で頼むときと同じように、契約しているプランの使用量を使います。金額は契約プランと内容の重さで変わるので一概には言えませんが、目安として今回の「フォルダを見て一覧を作る」程度の内容は1回あたり1分22秒で終わりました。気になる場合は「毎日」を「平日」に変えるだけでも違います。

Q
失敗したときに気づけますか?
A

2つの方法で気づけます。ひとつはタスクの詳細画面にある「履歴」です。実行された記録が並び、飛ばされた回はその理由(パソコンが眠っていた、前の実行がまだ終わっていなかった等)まで表示されます。もうひとつは指示の中でログファイルに1行追記させておく方法です。ファイルの日付を見れば、走った日と走らなかった日がひと目でわかります。

Q
やめたいときはどうすればいいですか?
A

タスクの詳細画面で一時停止にすれば、設定を残したまま止められます。しばらく使わないだけなら、これで十分です。もう使わないなら削除します。削除のときに「ディスク上のファイルも削除する」を選べば、設定ファイルごと消えます。試しに作ったタスクを放置しないのは大事です。忘れたまま毎朝どこかで動き続けることになります。

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