Claude Code メモリ機能の使い方|毎回の説明を卒業する3つの方法

Claude Codeのメモリ機能で自分専用AIを育てるイメージ図(覚えさせる→保存→次回も思い出す) 使い方・活用術
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「Claude Codeに毎回おなじことを説明していて、正直めんどうだな…」そう感じていませんか?

「私はですます調で書いてほしい」「作業はいつもこのフォルダで」——こういう前提を、新しい会話のたびにイチから伝え直すのって、地味に疲れますよね。私(クロパン🐼)も最初はそうでした。

でも実は、Claude Codeには一度覚えさせれば次回以降も思い出してくれる「メモリ機能」があります。使いこなすと、あなた専用に育った相棒みたいになって、毎回の説明がぐっと減るんです。

この記事では、上海歴20年のクロパンが、パンダでもわかるように「メモリ機能とは何か」から「覚えさせる3つの方法」「注意点」までをまるっと解説します。70歳のお母さんでも読み終わるころには「これなら自分でもできそう」と思えるはずです😊

【3行まとめ】忙しい方はここだけでOK
・メモリ機能=覚えさせる → 次回も思い出すしくみ。毎回の説明が減る
・記憶は2種類(自分が書く「CLAUDE.md」/Claudeが自動で覚える「自動メモリ」)
・覚えさせ方は3つ(会話で頼む/CLAUDE.mdに追記//memoryで編集)

Claude Codeのメモリ機能とは?毎回イチから説明する悩みが消える仕組み

Claude Codeのメモリ機能とは、ひとことで言うと「一度覚えさせたことを、次の会話でも思い出して使ってくれる」しくみのことです。

ふだんClaude Codeは、新しい会話を始めるたびに記憶がまっさらな状態からスタートします。だからこそ「私の好み」や「いつもの決まりごと」は、放っておくと毎回伝え直しになってしまうんですね。メモリ機能は、その「毎回の説明」を肩代わりしてくれる存在です。

クロパン
クロパン

最初は「AIって前の話ぜんぶ忘れちゃうの?不便…」と思っていました。でもメモリを使い始めてから、Claudeがどんどん”私仕様”に育っていくのが楽しいんです🐼

覚えさせる → 次回も思い出す、の流れ

やることはとてもシンプルです。

①あなたが「これ覚えておいてね」と伝える(または好みを一度示す)
②Claudeがその内容をメモとして保存する
③次の会話から、Claudeがそのメモを読んでから返事をしてくれる

この①〜③がぐるっと回ることで、あなた専用の前提が積み上がっていきます。

メモリ機能の流れ:覚えさせる→保存→次回も思い出す メモリ機能の流れ ① 覚えさせる 「これ覚えておいて」 と伝える ② 保存する Claudeがメモに 残しておく ③ 次回思い出す メモを読んでから 返事してくれる

なぜ毎回イチから説明することになるのか

理由は先ほど触れたとおり、Claude Codeが会話ごとに記憶がリセットされる設計だからです。これは「余計な思い込みを持ち込まない」ための、むしろ安全な作りでもあります。

ただ、その裏返しで「いつもの前提」まで毎回リセットされてしまう。ここを埋めるのがメモリ機能、というわけですね。

メモリで変わること(before → after)

メモリを使う前と後で、体感はこんなふうに変わります。

・before:会話のたびに「ですます調で」「このフォルダで作業して」と説明し直す
・after:最初のひと言を省ける。Claudeが前提を思い出したうえで動いてくれる

小さな差に見えて、毎日つみ重なると「説明の手間ゼロ」に近づいていきます。

・メモリ機能=覚えさせる→次回も思い出すしくみ
・Claudeは会話ごとに記憶がリセットされる。その”すきま”を埋めるのがメモリ
・使うほど「毎回の説明」が減り、あなた専用に育っていく


Claude Codeの記憶は2種類|CLAUDE.mdと自動メモリの違い

ここが多くの方がつまずくポイントなので、ていねいにいきますね。Claude Codeの記憶は、公式ドキュメントでも2種類あると説明されています(2026年7月時点)。この2つは「誰が書くか」がいちばんの違いです。

CLAUDE.md=自分が書く「指示書」

CLAUDE.md(クロード・ドット・エムディー)は、あなた自身が書く指示書です。テキストファイルに「いつもこうしてね」というルールを書いておくと、Claudeが会話の最初に毎回読んでくれます。

置き場所によって効く範囲が変わります。

・個人用(~/.claude/CLAUDE.md):あなたの全プロジェクトで共通の好み(例:文章はですます調)
・プロジェクト用(./CLAUDE.md):そのプロジェクト専用のルール(例:このフォルダ構成で作業)

CLAUDE.mdの具体的な書き方は、CLAUDE.mdの書き方5ステップでステップごとにまとめています。あわせて読むと理解が早いです👇

CLAUDE.mdの書き方5ステップ|Claude Codeに毎回同じ説明をやめさせる方法
Claude Codeに毎回同じ説明をやめさせたい方へ。CLAUDE.mdの書き方を、置き場所・/initでの作り方・書くべき基本5項目に分けて、プログラミング未経験でもわかるようにやさしく解説します。設定ファイルの育て方も紹介。

自動メモリ=Claudeが自分で覚える「メモ帳」

もう一方の自動メモリ(auto memory)は、Claudeが自分で書くメモ帳です。あなたが手を動かさなくても、会話の中での修正や好みから「これは次回も役立ちそう」とClaudeが判断したことを、自動で保存してくれます。

・保存先はパソコンの中(プロジェクトごとのフォルダ)
2026年7月時点で、バージョン2.1.59以降なら最初からオンになっています
・「Writing memory(メモを書いています)」と画面に出たら、いままさに保存している合図です

つまりCLAUDE.mdが「あなたが書く指示書」、自動メモリが「Claudeが書くメモ帳」。この2枚が両輪で、あなた専用のAIを育ててくれるんですね。

2つの違いを一覧で

ぱっと見で比べられるように表にしました。

項目 CLAUDE.md 自動メモリ
誰が書く? あなた Claude
中身 指示・ルール 気づき・好みのメモ
得意なこと 「いつもこうして」を明示 手間なく自然に覚える
置き場所 指示書ファイル パソコン内のメモフォルダ
読み込み 毎回・全文 毎回・索引の先頭部分

・記憶は2種類。ちがいは「誰が書くか
CLAUDE.md=あなたが書く指示書(ルールを明示したいとき)
自動メモリ=Claudeが書くメモ帳(手間なく覚えてほしいとき)


メモリに覚えさせる3つの方法(初心者はこれだけでOK)

お待たせしました。ここが本題の「覚えさせ方」です。むずかしそうに見えますが、どれも話しかけるだけメニューを開くだけなので安心してくださいね🐼

方法①:会話で「これ覚えておいて」と頼む(自動メモリ)

いちばん手軽なのがこれです。ふつうの会話の中で、こんなふうに伝えるだけ。

これからは、文章はぜんぶ「ですます調」で書いてね。覚えておいて。

するとClaudeが「覚えておきますね」と受け取り、自動メモリに保存してくれます。専門知識もコマンドも不要。まずはこの方法から始めるのがおすすめです。

方法②:「CLAUDE.mdに追記して」と頼む

「これは指示書のほうにしっかり残したい」というときは、こう頼みます。

いまの決まりを CLAUDE.md に追記しておいて。

こう言えば、Claudeが指示書ファイル(CLAUDE.md)に書き足してくれます。チームで共有したいルールや、ずっと守ってほしい決まりごとに向いています。

方法③:/memory コマンドで自分で編集する

自分の手で確認しながら書きたい方は、/memory(スラッシュ・メモリ)というコマンドを使います。Claude Codeの入力欄に /memory と打つだけです。

・いま読み込まれている指示書(CLAUDE.md)の一覧が出る
・自動メモリのオン/オフも切り替えられる
・ファイルを選ぶと、いつものエディタ(文章編集ソフト)で開いて直接書き直せる

クロパン
クロパン

私は「とりあえず会話で覚えさせる → あとで/memoryで中身をチェックして整える」という流れに落ち着きました。最初から完璧を目指さなくて大丈夫です🐼

・方法①:会話で「覚えておいて」と頼む(いちばん手軽・自動メモリ)
・方法②:「CLAUDE.mdに追記して」と頼む(指示書に残す)
・方法③:/memoryで自分で確認・編集する


覚えたことを「思い出す・確認する・消す」方法

覚えさせたら、次は「ちゃんと思い出してる?」「中身を見たい」「消したい」が気になりますよね。ここも順番に見ていきましょう。

ちゃんと思い出しているかの見分け方

Claudeがメモを読みにいくと、画面に「Recalled memory(メモを思い出しました)」といった表示が出ます。これが「いま記憶を使っていますよ」のサインです。逆に、覚えさせたはずの前提が反映されていないと感じたら、次の/memoryで中身を確認してみましょう。

/memory で中身を確認・編集する

さきほども登場した/memoryは、確認にも大活躍します。打ち込むと、いま効いている指示書の一覧や、自動メモリのフォルダへの入り口が表示されます。中身はふつうの文章ファイルなので、読んでおかしいところがあればその場で直せます。

いらない記憶を消す・書き直す

「昔の情報が残っていて、いまと食い違っている」——そんなときは、消したり書き直したりすればOKです。

・会話で「あの決まりはもう不要だから消しておいて」と頼む
/memoryでファイルを開いて、その行を自分で削除・修正する

記憶は”育てながら手入れするもの”くらいの気持ちでいると、ちょうどいいです。

・「Recalled memory」表示=いま記憶を使っているサイン
・中身の確認・編集は/memoryから
・古い記憶は消す・書き直すでこまめに手入れ


何を覚えさせると便利?毎回の説明が減る具体例

「で、結局なにを覚えさせればいいの?」という声にお答えします。コツは「毎回おなじことを説明しているな」と感じたものを、そのまま覚えさせることです。私(クロパン)が実際に覚えさせて、説明の手間が減ったものを紹介しますね。

口調・書き方の好み

「ですます調で」「専門用語には かんたんな言い換えを添えて」など、文章のトーンの好みは覚えさせる定番です。これを一度渡しておくと、毎回の「〜な感じで書いて」が丸ごと省けます。

いつも使う環境・ツール

「作業はこのフォルダで」「WindowsではなくMacを使っている」といった作業環境も、覚えさせると毎回の前置きが不要になります。あなたの手元に合わせた返事が返ってくるようになりますよ。

繰り返す指示・専門用語

毎回おなじ言い回しで頼んでいる作業や、あなたの世界だけで通じる呼び名(プロジェクトの略称など)も好相性です。覚えさせておけば、短い言葉で伝わるようになります。

クロパン
クロパン

私は「毎朝いちばんに、今日やることを3つ出してもらう」流れも覚えさせています。決まった運用ほどメモリと相性バツグンです🐼

この「毎朝タスク3つ」の運用は、ClaudeCodeに毎朝「タスク3つ」を出させるAI朝コーチング運用の話でくわしく紹介しています。

・覚えさせる基準=「毎回おなじ説明をしているもの」
・口調の好み/作業環境/繰り返す指示・専門用語が定番
・決まった運用ほどメモリと相性が良い


覚えさせるときの注意点3つ(機密・古い情報・過信しない)

便利なメモリ機能ですが、安心して使うために知っておきたい注意点が3つあります。ここだけは押さえておきましょう。

注意①:パスワードなど秘密は入れない

メモリはあくまで「文章のメモ」です。パスワード・APIキー(サービスにつなぐための鍵)・個人情報などの秘密は書かないのが鉄則です。特にチームで共有するCLAUDE.mdは、人の目に触れる前提で使いましょう。

注意②:古い記憶は更新する

ソフトは日々アップデートされるので、昔のメモが古くなることがあります。実例をひとつ。以前は「#(シャープ)を使って手早くメモを追記する」方法がありましたが、2026年7月時点では、このやり方は使えなくなっています。いまは前の章で紹介した3つの方法が現行です。このように、古い記憶やメモは気づいたら更新してあげてくださいね。

注意③:メモリは「お願い」で絶対命令ではない

大事な前提として、メモリはClaudeへの「お願い(参考情報)」であって、100%必ず守られる命令ではありません。ほとんどは思い出して動いてくれますが、たまに反映されないこともあります。「必ず止めたい・必ず実行したい」ような厳密な処理は、メモリではなく別のしくみ(フックなど)で守る、と覚えておくと安心です。

なお、自動メモリは基本的にそのパソコンの中だけに保存され、別のパソコンとは共有されません。「会社と自宅の2台で同じ記憶を使いたい」という場合は、別の引き継ぎのくふうが必要になります。その方法はセッションメモをGoogleドライブでPC間引き継ぎする方法で紹介しています👇

⚠️ ・秘密(パスワード・鍵・個人情報)は入れない
・古い記憶は気づいたら更新する(例:昔の#は今は使えない)
・メモリは「お願い」で絶対命令ではない。厳密な処理は別のしくみで


まとめ|メモリで「自分専用AI」を育てよう

おつかれさまでした🐼 最後に、この記事の要点をもう一度3行でおさらいします。

・メモリ機能=覚えさせる→次回も思い出すしくみ。毎回の説明が減る
・記憶は2種類(自分が書くCLAUDE.md/Claudeが自動で覚える自動メモリ)
・覚えさせ方は3つ(会話で頼む/CLAUDE.mdに追記//memoryで編集)

【今日からできる1アクション】
まずは今日の会話で、いつも説明している好みをひとつだけ「これ覚えておいてね」と伝えてみてください。それだけで、あなた専用AIの第一歩が踏み出せます。育てるほどラクになりますよ😊


よくある質問(FAQ)

Q
自動メモリはオフにできますか?
A

はい、できます。/memoryを開いて自動メモリのトグルで切り替えるか、設定でオフにできます。まずはオンのまま試して、合わなければ止める、で大丈夫です(2026年7月時点)。

Q
覚えた内容は別のパソコンでも使えますか?
A

自動メモリは基本的にそのパソコンの中だけに保存され、別のパソコンとは共有されません。2台で同じ記憶を使いたい場合は、引き継ぎのくふうが必要です(本文で紹介した関連記事が参考になります)。

Q
CLAUDE.mdと自動メモリ、どちらを使えばいいですか?
A

「いつもこうして」とルールを明示したいならCLAUDE.md、手間なく自然に覚えてほしいなら自動メモリ、と使い分けるのがおすすめです。両方を併用してかまいません。

Q
秘密の情報(パスワードなど)を入れても大丈夫ですか?
A

入れないでください。メモリは文章のメモなので、パスワードや鍵などの秘密は書かないのが安全です。

Q
覚えさせたのに、思い出してくれないことがあります。なぜ?
A

メモリは「必ず守る命令」ではなく「お願い(参考情報)」だからです。反映されないと感じたら/memoryで中身を確認し、指示を具体的に書き直すと改善しやすいです。

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