AIでブログ記事を書いているあなた、「公開前にチェックしているから大丈夫」と思っていませんか?😊
私もそう思っていました。でも、新モデル「Fable 5」に過去記事37本の点検をさせたら、読み返しても気づけなかった実害バグが続々と出てきたんです…。
この記事では、AI任せのブログに眠っていた実害バグ6つと、あなたのブログでも今日真似できる点検手順を、非エンジニアのクロパンが正直に共有します🐼
Fable 5で過去記事37本の点検を始めたら、実害バグが続々出てきた

「新しいAIも出たし、過去記事を点検してみるか〜」と軽い気持ちで始めたら、ゾッとする結果になりました🐼
2026年6月9日、Anthropicから新しいAIモデル「Claude Fable 5」が公開されました。
私はこのブログを含めて複数のブログを運営していて、記事はほぼすべてClaude Code(AI)と一緒に書いてきました。そこで「せっかく新しいAIが出たんだから、過去記事をぜんぶ点検させてみよう」と思い立ち、全37本の総点検計画をスタートしました。
まず優先度の高い11本をFable 5に診断させた結果がこちらです。
・診断した記事:11本(全37本中)
・見つかった実害バグ:6種類
・修正・反映済み:2本(最優先の1本は診断の翌日に反映)
・残りの修正:順次進行中
「実害バグ」というのは、デザインが少し崩れているとかのレベルではありません。読者に間違った情報を見せていたり、本来入るはずの成果がゼロになっていたり、実際に損をしているレベルの問題のことです。
正直、公開前のチェックはルールを決めて毎回やっていたつもりでした。それでもこれだけ出てきて、中には公開から2ヶ月近く、誰にも気づかれないまま潜んでいたバグもありました😱
この記事では、
・Fable 5にやらせた点検のやり方(あなたのブログでも真似できる手順つき)
・実際に出てきた実害バグ6つ
・なぜずっと気づけなかったのか
を、AIでブログを書いている人に向けて正直に共有します。
※Fable 5に関する情報は2026年6月時点のものです。
なぜ点検しようと思ったか:AIで書いた記事への「漠然とした不安」
AIにブログ運営を任せてきた、これまでの私の状況
まず、私のブログ運営の状況からお話しします。
・プログラミング経験:ほぼゼロ(非エンジニアの会社員)
・AIの担当:記事の構成づくり・文章化・WordPressへの投稿作業
・私の担当:実体験やエピソードを、AIからの質問(取材)に答える形で渡す+最終確認と公開の判断
・運営記事数:複数ブログ合わせて37本
つまり「AIに丸投げ」ではありません。執筆ルールをまとめたファイルをAIに読み込ませたうえで、ネタと実体験は私が渡し、文章化と投稿作業はAIが担う。この分業スタイルで記事を増やしてきました。
AIでブログを書いている方なら、近い状況の人も多いんじゃないでしょうか😊
ルールを整備しても「漏れ」はゼロにならないと思っていた
実は私、AIに記事を書かせるためのルール作りはかなりやってきた方だと思います。
・文体や表記のルールをファイルにまとめて、毎回AIに読ませる
・公開前のチェックリストを作って、項目ごとに確認させる
・過去の失敗はルールに追記して、同じミスを繰り返さない仕組みにする
それでも、心のどこかにずっと不安がありました。
「これだけルール化しても、どこかに漏れがあるんじゃないか?」
理由はシンプルで、読み返してチェックしたつもりでも、リンクの飛び先や計測タグのような「目に見えない部分」までは人の目で確かめきれないからです。チェックをAIに手伝わせても、そのAIがすり抜けたものは、誰にも見つからないまま公開され続けます。
実際、AIとの作業で「思わぬところでミスが起きる」ことは経験済みでした。
▶ 関連記事:AIが古いファイルを勝手に使う問題を消さずに解決した話
Fable 5の発表で「今が点検のチャンス」と思った理由
そこに来たのが、2026年6月9日のFable 5発表でした。
発表を見て最初に思ったのは「新機能すごい」ではなく、「前のAIで漏れたものを、新しいAIなら見つけられるんじゃないか?」でした。
・記事を書いたのは「当時のAI+当時の自分のルール」の組み合わせ
・その組み合わせですり抜けたバグは、同じ組み合わせで何度見ても見つからない
・なら、賢くなったAIに「別の目」として総点検させれば、漏れが浮かび上がるはず
誤解のないように書くと、前のAIがダメだったわけではありません。私のルールとチェック体制に穴があっただけです。ただ、その穴を探す相手として「進化した新しいAI」はうってつけでした。
ちょうどFable 5は公開直後で試しやすいタイミングだったこともあり(※2026年6月時点)、「やるなら今だ」と過去記事37本の総点検を決めました。
・AI任せで37本書いてきたが、全文は読み返せていなかった
・ルール化しても「すり抜け」への不安はずっとあった
・新AIの登場=「別の目」で過去の漏れを探すチャンス
Fable 5にやらせた過去記事点検のやり方(再現手順つき)
①対象記事をリストアップして、優先順位を決める
最初にやったのは、診断ではなく「点検する順番決め」でした。
37本を一気に点検すると、結果を確認する私のほうがパンクします。そこで全記事をリストにして、4つのグループに分けました。
・グループ1:収益や読者の行動に直結する記事(比較・紹介系)→ 最優先11本
・グループ2:公開から時間がたっている初期の記事
・グループ3:それ以外の記事
・グループ4:公開したばかりの新しい記事(点検不要の可能性もあり)
ポイントは、「バグがあったときに一番損する記事」から先に見ることです。読者をサービスの紹介ページへ案内する記事が壊れていると、読者にも自分にも実害が出ます。
あわせて「記事番号・診断結果・対応状況」を書き込む進捗表も作りました。これもFable 5にお願いすれば数分で作ってくれます。
②いきなり直させない。まず「読み取り専用」で診断させる
ここが一番大事な安全策です。
AIに「過去記事を点検して直しておいて」とまとめて投げるのは、おすすめしません。万が一AIが誤解したまま記事を書き換えたら、バグ探しのつもりがバグの上書きになりかねないからです。
なので、ルールを2つ決めました。
・①診断の段階では、記事を1文字も書き換えさせない(読み取り専用)
・②直すときは1記事ずつ。修正案を自分の目で確認してから反映する
実際に使った診断の指示文は、だいたいこんな内容です(コピペで使えるように一般化しました)。
あなたはブログ記事の校閲のプロです。
以下の記事を診断してください。記事の書き換えは絶対にしないでください。
チェックしてほしい項目:
①事実と違う記述・古くなった情報
②リンクの問題(飛び先の間違い・必要なタグの抜け)
③表記ルール違反(文体・著者プロフィールとの矛盾)
④読者に実害が出ている問題(最優先で報告)
各問題に「軽・中・重」の深刻度をつけて、一覧で報告してください。
Claude Codeを使っている人なら、ブログから記事データを自動で取ってきて連続診断までできます。チャット版のClaudeだけの人でも、記事本文をコピペして上の指示文を貼るだけで同じ診断ができますよ🐼
③診断結果を「軽・中・重」のレポートにまとめさせる
診断結果は、記事ごとに「軽・中・重」の判定つきレポートにまとめさせました。

私の場合、優先11本の結果は「軽3本・中8本・重0本」。
「重がゼロなら安心では?」と思いますよね。私も一瞬そう思いました。
でも「中」の中身を見ていくと、読者に間違った場所を案内していたり、成果がまるごと計測されていなかったり、放置できないものが続々と出てきたんです。次の章で具体的に紹介します。
【点検手順3ステップ】
・①損する順に並べる:収益・行動に直結する記事から点検
・②読み取り専用で診断:書き換えは1記事ずつ・自分の目で確認してから
・③軽・中・重でレポート化:直す順番がひと目でわかる
出てきた実害バグ6つ:派手な事故より「静かな事故」が怖い
診断レポートから出てきた実害バグを、6つ紹介します。
前半の2つは「見ればすぐわかる派手な事故」。後半の4つは「誰にも気づかれないまま損し続ける、静かな事故」です。そして個人的に本当にゾッとしたのは、後半の静かなほうでした。
①公開前の内部メモが、そのまま読者に見えていた
ある記事の本文の途中に、「承認がおりたらリンクを差し替えます」という運営用の作業メモがそのまま表示されていました。さらに記事の冒頭には、意味不明な2文字のゴミ文字も。
読者から見たら「この記事、大丈夫…?」ですよね。これだけは最優先と判断して、診断の翌日に修正を反映しました(11本の中で真っ先に対応を完了した1本です)。
②紹介ボタンの飛び先が「1文字違いのドメイン」だった
サービス紹介ボタンのリンク先が、公式サイトと1文字違うアドレスになっていました。ボタンを押した読者は、正しいページにたどり着けません。
読者を間違った場所に案内し続けていたわけで、これも見つけられてよかった事故でした。
③成果を計測するタグが、ごっそり抜けていた
ここからが「静かな事故」です。
リンク自体は正常なのに、成果を計測するためのタグが一部のリンクで抜けていました。見た目は完全に正常で、読者もちゃんとページに飛べます。
でも、もし成果が発生しても記録には残らない。知らないうちに取りこぼしが起き続ける状態でした。画面を何度眺めても気づけないタイプのバグで、診断レポートを見た瞬間、背筋が冷えました😱
④「おすすめ3選」の記事なのに、紹介リンクが1本もなかった
比較・ランキング形式の記事なのに、紹介先サービスへ飛べるリンクがゼロという記事もありました。
読者が「よし、これにしよう」と思っても、飛び先がない。記事の目的を考えると、本来あるべき導線がまるごと存在していませんでした。公開からずっとこの状態だったと思うと、これも静かに損し続けるタイプです。
⑤紹介している商品の名前が間違っていた
ランキングで紹介していた商品の名前が、正式名称と微妙に違っていました。
「微妙に」が逆に怖いところで、読者がその名前で検索すると、別の商品にたどり着くか、見つからないか。間違った情報で読者の時間を奪っていたと思うと、信頼に関わるバグでした。
⑥著者プロフィールと本文が矛盾していた
プロフィールでは経験者として書いているのに、ある記事の本文では「ゼロから独学で始めました」と語っていました。
AIが「初心者向けの記事だから」と気を利かせて書いた文章で、ブログ全体のプロフィール設定と突き合わせないと気づけないタイプのずれ。公開時のチェックでは、すり抜けてしまっていました。読み比べた読者からすれば「どっちが本当?」となる、信頼性に直結する矛盾でした。
このほかにも、記事の装飾やフォーマットのルール違反が複数の記事から大量に見つかりました(こちらは実害というより品質の問題なので、コツコツ直していきます)。

派手な事故より、「正常に見えて損し続ける静かな事故」のほうが、よっぽど怖かったです…🐼
・派手な事故(①②):見つかりさえすれば、すぐ直せる
・静かな事故(③④⑤⑥):見た目が正常だから、自分では一生気づけない
・共通点:どれも「公開前チェックをすり抜けた」=ルール化だけでは防ぎきれなかった
なぜ2ヶ月も気づけなかったのか:AI記事運営の盲点
それにしても、なぜ2ヶ月近くも気づけなかったのか。振り返ると、AI記事運営ならではの構造的な盲点が3つありました。
「自分で書いていない記事」は、読んでも違和感に気づけない
手で書いた記事なら、一字一句に「書いた記憶」があるので、読み返したときに「あれ、こんなこと書いたっけ?」という違和感センサーが働きます。
でもAIに書かせた記事は違いました。読み返してはいても、自分の記憶と照合できないので、おかしな箇所が目の前を素通りしていくんです。
実際、今回見つかったバグの多くは、公開前に一度は目を通していたはずの記事から出てきました。37本すべてを隅々まで人の目だけで追い続けるのは、現実的に無理がありました。
公開時のチェックだけでは、すり抜けをゼロにできない
「公開前にチェックしているから大丈夫」と思っていたのが、2つ目の盲点でした。
チェックを担当するのは、記事を書いたのと同じAI+同じルールです。同じ網で2回すくっても、同じものはすり抜けます。
さらに、チェックリストは「過去に起きた失敗」から作るもの。まだ起きたことのない失敗は、そもそも網に入っていないんですよね。
AI記事を公開前に確認する大切さは以前の記事に書きましたが、今回の件で「公開前チェック+あとからの定期点検」の二段構えが必要だと痛感しました。
▶ 関連記事:AI記事をそのまま投稿は危険|誤りを潰す鉄板プロンプト2つ
AIの進化は「過去のAIの漏れ」を見つけるチャンスになる
今回Fable 5を使って一番実感したのは、同じルール・同じ記事でも、読み手のAIが変わると網の目が細かくなることでした。
たとえば「プロフィールと本文の矛盾」は、記事を1本ずつ見ているだけでは見つかりません。ブログ全体の設定と照らし合わせて、はじめて「おかしい」と言えるバグです。Fable 5は、こちらが指示した観点の一歩先まで拾ってくる場面が何度もありました(※私の使い方での体感です)。
だからこそ、新しいAIが出たタイミングは「過去のAIと自分が見落としたもの」を見つける絶好のチャンスだと思います。
・AI記事は、読み返しても「違和感センサー」が働きにくい
・同じAI+同じルールのチェックは、同じものをすり抜けさせる
・新しいAIの登場=過去の漏れを見つけるチャンス
AIでブログを書くあなたに伝えたい教訓
教訓①:AIに任せても、最後は自分の目
今回の点検を通じて、一番強く感じた教訓はこれです。
「AIに任せても、最後は自分の目で確認する」
診断するのはAIでも、修正案が正しいか判断するのは自分。公開ボタンを押すのも自分です。実際、今回見つかったバグたちも、最後に「OK」を出して公開したのは、ぜんぶ過去の私でした。
AIに「任せる」のと「丸投げする」のは違う——そう意識してやってきたつもりでも、静かな事故はこれだけ積み上がっていました。だからこそ「自分の目」だけで完結させず、定期的に「別の目」で点検する仕組みもセットで持つべきだと痛感しました。
教訓②:それでも、AIの点検能力は本当にすごい
じゃあAIを信用できないのかというと、真逆です。
優先11本の診断にかかった時間は、わずか1日でした。人力でやれば、1本ずつ全文を読み返して、リンクを1個ずつ踏んで確認して…と数日がかりの作業です。正直、人力だけだったら「やらなきゃ」と思いつつ、ずっと後回しになっていたと思います😅
「最後は自分の目」を成立させるために、その手前の99%をAIが圧縮してくれる。この組み合わせが、いまの現実的な最適解だと感じました。
まず1本だけ、今日点検してみてください
この記事を読んで「うちのブログも怪しいかも…」と思った方へ。
全記事の総点検はしなくて大丈夫です。まず、「バグがあったら一番損する記事」を1本だけ選んで、点検手順の章の指示文をコピペして診断させてみてください。10分ほどで終わります。
何も出なければ安心できます。何か出たら——読んだ今日が、いちばん早く直せる日です。
私の総点検もまだ途中(37本中、診断12本・修正完了2本)なので、すべて終わったら結果を続報として書きますね。

「うちは大丈夫」と思っていた私のブログから、6種類出てきました…。まず1本だけ、試してみてください🐼
・教訓①:AIに任せても、最後は自分の目
・教訓②:その手前の99%は、AIが圧縮してくれる
・今日やること:一番損したら困る記事を1本だけ診断する
よくある質問(FAQ)
- QFable 5は無料で使えますか?
- A
2026年6月時点では、Claudeの有料プラン(Pro・Maxなど)で利用できます。公開記念として2026年6月22日までの無料利用期間が案内されていますが、条件は変わる可能性があるため、最新情報はAnthropic公式サイトで確認してください。プラン選びはClaude MAXは元が取れる?Proから乗り換えて変わった3つのことも参考にどうぞ。
- Q点検でAIが記事を勝手に書き換えてしまいませんか?
- A
指示の出し方次第です。診断の指示文に「記事の書き換えは絶対にしないでください」と明記し、修正は1記事ずつ・自分の目で確認してから反映する手順にすれば、安全に進められます。詳しくはこの記事の点検手順の章を見てください。
- Q何本から点検すればいいですか?
- A
まずは1本で大丈夫です。おすすめは「収益や読者の行動に直結する記事」。バグがあったときの損失が一番大きい記事から見るのが効率的です。
- QFable 5以外のAIでも点検できますか?
- A
できます。大事なのは「記事を書いたときとは別の、より新しいAIの目で見る」ことです。私はFable 5公開のタイミングだったのでFable 5を使いましたが、お使いのAIの最新モデルでも試す価値はあります。
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・AIが古いファイルを勝手に使う問題を消さずに解決した話
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